- せっけん
- I
せっけん【尺縑】〔「縑」は目の細かい絹織物の意。 転じて, 画布〕(1)わずかの絹。(2)ちょっとした画作。IIせっけん【席巻・席捲】〔戦国策(楚策)〕席(ムシロ)を巻くように, 片端から領土を攻め取ること。 広い地域にわたって次々と猛威を振るうこと。III
「世界を~する」
せっけん【接見】(1)客に会うこと。 特に, 身分の高い人が公の立場から客を引見すること。「大統領が外国大使を~する」
(2)〔法〕 身体を拘束されている被疑者・被告人と弁護人などが面会すること。IVせっけん【石剣】(1)縄文後期・晩期の, 棒状の磨製石器。(2)弥生時代に銅剣を模してつくられた石製の剣。Vせっけん【石鹸】洗剤として用いる, 高級脂肪酸のナトリウム塩。 動植物性油脂や硬化油を水酸化ナトリウムで鹸化(ケンカ)し, 塩析して得る。 水溶液は表面張力を低下させて安定な泡を生じ, 油脂を乳化したり, 泥などの粒子を懸濁する。 高級脂肪酸のカリウム塩はカリ石鹸といわれ, 特殊用途の洗剤に用いる。 シャボン。VIせっけん【節倹】無駄を省いてつつましやかにすること。 節約。「~家」「可成(ナルベク)~してそこ迄は漕ぎ付けたい/草枕(漱石)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.